社会福祉法人恵友会は令和4年(2022年)7月3日で創設20年となります。創設以来、運営方針に沿って障害者の日中活動場所となる就労・生活介護事業所を高根沢町・さくら市・宇都宮市に4カ所、さらにさくら市に児童発達支援センターを含む児童通所施設を開設しました。また、障害者の方の生活基盤としてグループホーム(共同生活援助)の整備にも力を入れております。令和3年の4月にはさくら市の公募を経て、地域共生社会の拠点となる総合相談支援事業と地域活動支援センターを受託することになりました。
長く続いた措置制度から障害者自らがサービスを選択できる支援費制度に変わる年(平成15年)に最初の事業所(いぶき)を開設してから、試行錯誤の連続ではありましたが積極的に事業を拡大してまいりました。これも、利用者・御家族様や行政、学校など関係者の皆様の支えのおかげと思っております。誠に感謝申し上げます。
サービスの根幹となる人材については、国際医療福祉大学をはじめ県内の各大学、専門学校様からの理解と信頼関係に努め、毎年度3~5名程度の新卒者の採用が可能となり、更に質の高いサービスを提供できるようになったのではないかと思っております。
今後も宇都宮市、さくら市、高根沢町を中心に地域のニーズを的確に捉え、積極的に福祉サービスを拡大していくとともに障がい者の方たちを生涯に渡ってサポートしていきたいと考えております。
社会福祉法人恵友会 理事長 古口 保